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2024.03.12

sMedio、清水建設株式会社と「4K鏡クラックAI検出システム」(みまもりマスタ)の共同開発を完了し、サービス提供を開始

株式会社sMedio(本社:東京都中央区、代表取締役社長 岩本定則、東証グロース: 3913、以下sMedio)は、山岳トンネル建設工事向け建設DXサービス「4K鏡クラックAI検出サービス」の提供を2024年3月11日より開始いたします。

山岳トンネル建設工事における切羽の肌落ちは重大災害に繋がる恐れがあり、肌落ち発生の予兆として鏡吹付けコンクリート面に発生するクラックを瞬時に認識し、警報を発することが災害防止策として有効であると考えられています。清水建設株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長 井上和幸、東証プライム1803、以下清水建設)とsMedioは、AIを用いた4K解像度での画像解析による鏡吹付けコンクリート面のクラックを検知することができるシステムを開発しました。

本システムは、切羽付近に取り付けた4Kカメラにて撮影した切羽面の画像を解析システムPCにてリアルタイムで解析し、肌落ちなどの予兆を検出すると切羽監視員へのタブレット端末に情報が伝達されるとともに登録した作業員へもメールで発生情報を発出します。また、同時に切羽前の重機に取り付けた警報システム、退避エリアへの警報システムにもアラートが発出され視認性の高い高照度のライトが点滅され作業員に注意喚起します。

クラック検出の機能は、sMedioが開発したAI(ディープラーニング)技術を活用した画像認識技術が採用されました。本技術は、鏡クラックの認識精度を高めるために4K解像度のカメラ画像から画像認識を行う際にはセマンティックセグメンテーション(*1)を用い、演算にはSegNet(*2)を採用しました。この手法により高認識率かつ高速でクラックを認識のAIのモデル開発を実現しました。

「4K鏡クラックAI検出システム」において必要とされるAIモデルの学習データである鏡クラックデータは、清水建設で作成された学習データの利用許諾を得て本システムを構築しています。sMedioは本システムを自社サービスとして一般に提供を開始します。sMedioは、今後とも山岳トンネルの安全性の向上を目指した強化とサポートを目指してまいります。

清水建設ニュースリリースリンク
https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2024/2023066.html

(*1) 画像をピクセル単位でカテゴリの分類をする手法
(*2) セマンティックセグメンテーションを使ってディープラーニングを行う際の手法の1つ

4K鏡クラックAI検出システム構成

「山岳トンネル工事の切羽における肌落ち災害防止対策に係るガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149309.html

株式会社sMedioについて

sMedioは2007年の設立以来、マルチメディア、無線接続技術関連ソフトウェアの開発力で高い評価を獲得しているソフトウェア開発会社です。「デジタルトランスフォーメーションの加速」をミッションとし、近年はAI(人工知能)による映像解析、IoTプラットフォーム製品、セキュリティ関連技術に事業分野を広げ、ソフトウェアによる新たな価値の創造に取り組んでいます。

問い合わせ先

株式会社sMedio URL https://www.smedio.co.jp/
担当:高橋 e-mail: support_AI_Technologies@smedio-01.com TEL: 03-6262-8660

※このニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。